アーユルヴェーダとは

インド・スリランカで生まれた世界最古の伝統医学。

直訳すると「生命の科学」となります。
サンスクリット語のAyuh(生命・寿命)、Veda(科学・知識)から来ており、実践的な生活健康法として受け継がれています。
アーユルヴェーダは現代科学的な研究でも、有効だというデータも出ています。

西洋医学のように病気の原因を除去するのではなく、健康的に長寿や若さを保つことを目的とした予防医学です。
食事法(医食同源)、健康法(ヨガ・瞑想)といった日常生活に関わるものから生命そのものまでを対象としています。

西洋医学では治療時には、診断して医薬を使いますが、アーユルヴェーダ施術では、バランスが乱れている人の環境を考慮して、オイルなどを使います。

アーユルヴェーダでは、お客様一人一人の身体の健康と心の状態を元に自然で優しい施術を受けることができます。

「ドーシャ」とは身体に働きかけるエネルギー

アーユルヴェーダでは、自然のエネルギーから身体が構成されていると考えられています。
そのエネルギーは「ドーシャ」と呼ばれています。

「ドーシャ」とは、「不純なもの」「病素」という意味があり、私たちの身体に起こる様々な現象や体調の変化に関係しています。
アーユルヴェーダでは「ドーシャ」のバランスが取れた状態を健康、バランスが崩れた状態は健康を損っている状態と考えられています。

アーユルヴェーダ3つの「体質」
ドーシャは、「ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)」の3つのエネルギーから成り立っています。
この3つのバランスが取れている状態が健康な状態です。
季節による体調の変化や、心身の状態、個人の性質によって「ドーシャ」のバランスが崩れた状態となります。
人によってどの「ドーシャ」を多く持ち、どの「ドーシャ」を少なく持っているかは、人によって異なります。

ヴァータ体質(風)」
「空」と「風」から構成されます。
軽・冷・乾・粗・動といった性質を持っています。
身体においては運動エネルギーとして身体活動や感覚を司り、心臓の拍動、細胞質や細胞膜内の全ての動き、呼吸、筋肉や組織の働きを制御しています。

ヴァータの増大は、呼吸器系疾患、精神・神経疾患、循環器障害を引き起こすと考えられています。

ピッタ体質(火)」
「火」と「水」から構成されます。
熱・鋭・流・変・液といった性質を持っています。
身体においては変換エネルギーとして、代謝、消化・吸収、熱を司り、免疫力、ホルモン、神経系統や消化吸収における体内システムの化学変化もピッタの属性となります。
ピッタは火のエネルギー、火と水の要素からなり、細胞機能に必要なエネルギーや熱を作り出して栄養分の消化や代謝を表しています。

ピッタの増大は消化器系疾患、肝・胆・膵疾患、皮膚病を引き起こすと考えられています。

カパ体質(水)」
「地」と「水」から構成されます。
重・冷・遅・油・緩といった性質を持っています。
身体においては、肉体の構造や体力の維持、同化作用といった働きを司っています
カパの増大は、気管支疾患、糖尿病や肥満、関節炎、アレルギー症状を引き起こすと考えられています。